<<人間の犯罪>>犯罪について(16)

 悩みや苦しみを担いで、なかなか解消されないでいると、必ずや、人間の内なる歪なエネルギィーは、歪になって自分の外側へと溢れて流れて行きます。

歪な形で流れる・・・、色々な「犯罪」がありますが、その時、その時で、変化して、歪な心が歪な「会話」や「行動」として表現されます。

 

 {{衝動買い}}なども、あまり馬鹿になりません。

自分のお金だけでの{{衝動買い}}ならまだ良い方ですが、行き着くところ、サラ金からお金を借りて{{衝動買い}}をしてしまいます。

どんなに周りの人達が注意しても、当人にはブレ―キがかからずに、沢山の借金をしながら{{衝動買い}}をするのです。

注意されても、アドバイスされても、助言されても、{{衝動買い}}って止まりませんね。

「心理療法」を体験するしか有りません。

 

 全体から見れば、小さな事件で「犯罪」にもなりますが、自分が働いて金銭を稼ぐ事をせずに、病医院にも無銭で治療を受けて(治療した後に、お金が無いと言ったり、明日は医療費を持って来ますとか、などなど・・で、持って来ないなど・・・更に、深夜には無銭飲食を重ねてあげくの果ては自分で警察に電話して<<留置場で食にありついたり>>する人も居ます。

 深夜の3時頃に来院し、医療を受けてから、帰る時になって、今はお金を持っていないので明日は支払いに来ますと、言うのであります。

そう、信じていますが、何日か過ぎても<<支払い>>に来ない、記載した{住所}と電話番号に<<電話をする>>が、そんな電話番号はありませんと、電話局から返事が返って来ます。

こんな状況が、若年者にも<有る>のですから、後世が怖いですよ。

人間世界を、何だと考えているのか、愚かな人間が居るものです。

 

 再度、「「殺生」」については、{{親殺し}}・{{子殺し}}・{{不特定者殺し}}・<<物品の盗みを見つけられ、見られた相手を殺す>>など、これは{{不特定者殺し}}とは少し違いますね。

自分の{{悪さ}}を発見されなければ「殺生」は、起さなかったものを、見付かったから「殺生」に至る場合が沢山とあります。

 面白いのは、不満や不平のある相手に<<自分の力が足りなく>>て、目的の相手を「殺生」せずに、傍に居る誰かを殺すという、仕方なしに目的の人でない誰でも良かったと、そんな形にもなります。

 

 「殺生」なんて、色々な種類などありますが、根源的には、誕生から生い立ちの過去の過程で、どのくらいに<<自分の親に心の葛藤を持っていたか>>が、分かれ目なのです。

長年月の間、「心理療法」に関わらないと、この辺りの人間の心、格別に{潜在意識}と{無意識}の動きは見えないでしょう。

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