<<心の世界>>過去の自分を知る(3)

 己の過去を知っていない人達が、この世の人間社会では、殆ど全ての人だと言っても、過言ではないでしょう。

当方、医師ですが、患者さんが病医院に来院する時は、必ず、体の調子を壊していて、薬の投薬を求めています。

でも、その人が純粋な体の「病」か、心の関連した「病」か区別できない医師の方が多いでしょう。

興味あるのは、医師がどんなに心の勉強をしても、悩みの勉強らしきを学ぶだけで、現実に悩み苦しむ人の気持ちを理解できるか、どうかですよね。

 

 お世話する人達、カウンセラ―や医師達も、先ずは、自分の心の深層心理ですね、無意識と潜在意識と顕在意識の{{自分の心の多重層を知って、心のカラクリ}}を勉強してからでないと、他人の心の悩みの{{からくり}}も絶対に見えませんね。

人間の「心のハンドル」を操れる「薬」が、何処かで見つかれば<<最高の至福>>でしょうが・・・。

不可能な事柄は、不可能だと気づいて<<より良い方向>>へ辿り着いて行かないと大変でしょう。

世界中の人間は全ての人が、何らかの「欠乏欲」を抱えて生きているものです。

己の心を見つめれば、直ぐに、理解できるでしょう。

 

 「五欲」なんて、言いますが、人間の心を細かく眺めると<<答えは全部が、見えてきます>>からね。

本人は気づいていなくても、その道のプロには{{全部が、丸見えです}}からね。

世の中を生きるのに、一番に楽な生き方は、他者や自分の前や周囲で起こる事柄に対しても、「不平」、「不満」、「悲しさ」、「苦しさ」、「嘆き」、「寂しさ」、「嫉妬」、「孤独」、「恨み」、「怨念」、などなど、また、時折にでも良いので、自分で「罪」とか「盗み」とか「嘘」などの意識を見つめてみるものです。

どこまで、自分のマイナスの気持ちを溜め込むと、自分が耐えられなくなるのか、心が崩れて壊れてしまうのか、自分で自分の心を区別できるようになるものです。

 

 人間世界を生きるのに、全部が自分の<<得になる事だけを考えると、100%無理が来て>>生きて行けません。

お金が貯まれば、また、より多くの<<お金を貯めたい>>のが凡人の考え方ですね。

人間って、何歳になってもお金を欲しがるのです。

{{悪い癖}}、ですね。

自分の貯めた「金銭」を、人間社会に還元できる人達は少ないですよ。

まあ、誰かが<<楽しんでくれたら>>なんて、美術館や自分の好みの展覧館などを建てるのが精一杯でしょう。

それでも良いですが、「・・ネット心理療法」で己を確認しましょう。 

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