‘人間の犯罪’ カテゴリーのアーカイブ

<<人間の犯罪>>犯罪について(15)

2010 年 1 月 7 日 木曜日

 これは「犯罪」ですが、昨今では、若者達の麻薬行為ですね。

こんな行動が、大学生などにも、或いは、家族の中の主婦達にも見られます。

世の中が悪いなどと、言う人達が沢山と居ます。

人間社会が悪いから、こんな若者達も増えると言うのですが、こんな考え方は全く間違っています。

 何事も、「事件」や「犯罪」など、諸々の人間世界でのマイナスの「会話」・「行動」・「心」などは、自分の生い立ちの{{過去の心}}に原因が有ります。

大きな「事件」であれ、小さな「事件」であれ、「犯罪」の大きさなども、自分の生い立ち~現在までの過去の中に<<一体、どのくらいの心の葛藤>>を抱えているかが、分岐点であります。

 

 裁判でも、「犯罪者」の行為には{{悪意}}が込められていたのか、心身衰弱などにより{{善悪}}の判断が出来ていたのか、などが、{{争点}}にもなるようです。

唯、唯、自分が悩み苦しむ状態に置かれていれば、誰でもですが、眼前の「「善」と「「悪」」について正常に考える判断能力が有ったかと問われれば、「犯罪」を起す人達には、そんな<<物事に対する善悪の判断能力は、誰も持っていません>>ですよ。

 若者達の各種の「犯罪」や、所謂、ヤクザの人達の「犯罪」にしても<<善悪の判断は全く有りません>>ね。

裁判の判決で、心身衰弱と精神衰弱での判決にての、分岐点ですよ、悪い事柄をしている時には、誰も自分の「「悪」」を認めていません。

自分が悪い事をしている<<意識がありません>>。

皆が誰も、そんな自分の「行動」や「会話」が「犯罪」になるのだと理解できていたら、「犯罪行動」は世の中には、起こりません。

 

 「犯罪」を起す人達の誰もが、「善」と「悪」の意識はありません。

何処かに飛んでいて、許されるとか、これは許されたものでは無いとかの善悪の判断は、その「アンビバレンスの強度」に関わっています。

しかもですね、今の現在に自分が抱えている「心のパニック」は、皆さんは<<今の事柄だけに拘っていると>>、考えています。

それは、自分の「深層心理」を熟慮した事がないので、仕方がありませんが、人間は誰もが自分の{{心}}について、充分に知っていると答えるものです。

 人間、エゴイストで大変です。

地球上の人間の世界に{{平和}}なんて、やって来ないでしょう。

政治家達も、民衆に対して、裏側で{{悪い事}}ばかりしています。

宗教家も多くの場合で、信者を洗脳しております、特定の宗教の話をしているのではありませんが、今は、一般的に、宗教とは<<そんな状況になっている>>ように感じます。

自分の人生、自分の{{心}}で生きられると最良でしょう。

<<人間の犯罪>>犯罪について(14)

2010 年 1 月 5 日 火曜日

 現代社会の「犯罪」についても、何時も言える事は、どんなテレビやマスコミでも<<真実を語れる場合と語れない場合がある事には>>、間違いありません。

多くの場合では、{{真実を語れない}}と考える当方ではありますが、少なくとも、マスコミは家族問題と「犯罪者」の生い立ちの{{心}}については触れておくべきではないでしょうか!!

その事で、最初は、色々な家族から<<疑問視や不平や不満が出る>>かも、知れません。

しかし、長い眼で見れば、沢山の家族が<<自分の子供達を育てる過程で、少しは、自分達、親の行動について考える>>でしょう。

 

 「親の因果が、子に報い」の立派な言葉が有るにも関わらず、日頃は<<誰も{{心}}を向けない>>ので全くと大変です。

自分の子供達が「犯罪」をおこしても、親は<<人間社会が悪い、人間が育ちにくい時代になった>>などと、考えるから本当に大変です。

自分達が{{子育てに失敗しておいて}}、その真実を認めないから、全くと人間は子育ての学問が足りていないです。

人間は、心に何らかの葛藤を抱えて生きるのが、当然ではあります。

しかし、どのくらいの{{ストレス}}を抱えているのか、どんな種類の{{ストレス}}かの問題でもあります。

 

 親から、<<愛情を、頂かずに育った子供達>>、彼等は親から<<愛情を貰わなかった、可愛がって貰わなかった>>など考えて、今の自分の年齢においても<<愛情を求めていますし、それが駄目ならば立腹して>>親達を恨んでしまいます。

昨今では、親達が<<子育てが下手になったから、子供達は歪に育ちます>>ね。

それにも関わらず、親は親、子供とは関係ないと自負していますから。

親が自分の過去を振り返る事、それだけなのです。

 親が「心理療法」を体験すれば、親が自分の子育てが間違っていたと気づきます。

例え、子供達の「犯罪」がひどくて<<子供達が死刑>>になったとしても、親は自分の過去を「反省」しておいた方が俗世間を生きていくのに少しでも気持ちが楽になる筈なのです。

 

 親が、「心理療法」を体験してから、初めて理解できる事なのです。

これは、医師といえども、弁護士といえども、矢張り、「心理療法」を体験して自分達の{{深層心理}}を体得しておかないと、人間の心の{{からくり}}が読み取れないものです。

そうであるからには、まして、医師や弁護士さえも、理解できない心の世界を、そのままで、親達に子供の悩みの{{心}}を理解してあげて下さいと言うのは、大変に無理でしょう。

「他者を殺す」、「親を殺す」、「親が子を殺す」、殺さないまでも余分な犯罪については行なわないですめば、しない方が良いですよ。

自分の過去の心が、現在の自分を動かしているのを知るべきです。

<<人間の犯罪>>犯罪について(13)

2010 年 1 月 4 日 月曜日

 {{殺生}}については、殺生する人の{{心}}には、必ず、過去の生い立ちにて沢山のストレスを溜め込んでいます。

親の、子育ての{{問題}}です。

面白いのは、自分の親への「「恩」」を感じる人達、「「感謝」」を感じる人達は、{{殺生などの犯罪}}は決して起しません。

 

  当方、ある医師から尋ねられた事があります。

どうして、過去を振り返るような「心理療法」に拘るのですかと、聞かれました。

真剣になって、当方に聞かれるので、極普通に答えたものです。

親への「恩」と「感謝」、或いは、自分を育てた人に「恩」と「感謝」をできる人は、現在の周囲の人達にも{{有難さ}}を感じる能力が有るものです。

  「心身一如」・「心身相関」などと、言われています。

心が「平和」だと言う状態は、「無意識」~「潜在意識」~「顕在意識」にかけて、心の調整が明確に取れている事です。

大脳の海馬ですね、人間の[記憶装置]に記憶が溜まっていきます。

 日常生活では、誰も皆が、今の自分の心で生きて判断していると考えますが、そうではありません。

 

 マスコミでは、何時も過去と現在の事は、語りませんし、勉強していないから仕方がありません。

現在の「犯罪者」のバックグランドだけを、話すのです。

仮に、生い立ちでの小学校~中学校~高等学校など、その時代の先生や同じクラスの人達への<<インタービュ>>など、テレビでの{{話}}なども語られていますが、所詮、眼前の目先の感じた気持ち((これらは、顕在意識の部分だけになります))を、伝えているだけですよ。

母親や父親の話は少ないし、また、母親と父親に<<話を聞いても>>、両親とも子供達の潜在意識と無意識の心が見える訳ではありませんから、両親の話は出ていても専門家から見れば、話の内容は極々と小さな{内容}になるのが理解できるでしょう。

 

 当方、「大きな犯罪」の直後に、テレビ4社から眼前で<<何故、このような事件&犯罪が起こるの>>か、などとインタービュを受けた事があります。

当方には、「犯罪者」の心の中が<<透明のように>>見えていましたが、明確な説明を出来なかった「エピソ―ド」があります。

 何故か??ですね。

明確な情報をマスコミ・テレビで伝えると、人の{{心}}を皆さんが勉強していないから、当方の説明が届きません。

これは、当方には、非常に悲しい過去の{{一コマ}}でしたが、それは、それで、仕方が無かったのです。

「「真実」」を語れば、勉強していない親達が{立腹}}します。

<<人間の犯罪>>犯罪について(12)

2009 年 12 月 29 日 火曜日

 ⑧の「男と女」って、これも大変です。

思春期時代から、この悩みは人間に何時も付いて廻ります。

三角関係で、しばしば、「犯罪」は起こりますが、悲しいものです。

人間は、どんなに年齢を重ねても、男は男、女は女でしょう。

高齢者になると、日頃は、案外とこんな事実について忘れていますが、ある時には、また、自分の「性」について気づくものです。

 例えば、高齢者の施設でも、認知症の女性が認知症の男性の居場所に行って、微笑みながら手をつないで歩く姿も見られます。

認知症の皆が、ではありませんが、微笑む姿が、当方の眼にも焼きついています。

また、認知症の男性が、認知症の女性のベッドに行って上から押さえ込んでいたりも、時折にですが、そんな姿も見られます。

 

 当方の記憶にですが、施設での{そんな男と女の姿}を見ていた職員達が、女性に施設から出てもらったようです。

勿論、家族と話しをした上で、決めたことではありましょうが・・・。

当方、そんな事柄は全く知らずに、2年くらい後ですが、女性の方が脳血管障害発生で歩けず、車イスも無理の状態で出会いました。

男性の方を施設から出てもらっていたら、女性は脳障害が起こらなかったでしょうと、随分と考えさせられました。

施設に居る時は、女性は女性で喜んでいましたが、職員達が<どうにもならない>ようでした。

 この話、男と女の話です。

年老いても、男は男、女は女だと説明しておきたかったのです。

当方、{{笑えない話の内容}}だと、感じます。

年老いてみないと、年老いた人達の気持ちは理解できないでしょう。

この話、{{閲覧文}}を見て、不思議な話をするものだと、感じる人達も居るでしょう。

T/P/O、などなども有ります。

 

 癌性疼痛で苦しんでいる人達の気持ちは、実際に、癌性疼痛で苦しんだ人達でないと、悩み・苦しみ・地獄のような世界については気づきません。

それでも、有能な臨床心理士で体験が豊富であれば、全ての問題が「見えるもの」です。

最高の悟りの境地である「無常観」→「無我」→「涅槃」の世界が見えると、最早、何のアドバイスも要らないだろうし、一人で自分の残された人生を{運命}を操作して生きる事が、出来るでしょう。

 これも、「「「周囲の人達」」」と「「「周囲の環境」」」に{適応}できるように、なるからです。

「共感」・「妥協」・「受容」、などなどが最重要で、「拒絶」のみで生きると必ず「犯罪」にもつながります。

「男と女」の関係、犯罪の裏には<<女性が居る>>と言いますが、昨今では、<<男が居る>>もありますし、{{怖い、怖い、話}}ですよ。 

<<人間の犯罪>>犯罪について(11)

2009 年 12 月 25 日 金曜日

 ⑥、⑦などは、間違いのない「犯罪」になって来ます。

「事件」から→「犯罪」に、なっていきます。

間違いなく、警察に連絡されるだろうし、本当に警察の<<介入>>となって来ます。

「犯罪」の大と小によって、留置場にも入るし、拘置所や刑務所にも入る事になるでしょう。

面白いのは、彼等は、なかなか、自分の行動して来た<<真実>>を語ろうとしません。

本来的に、彼等からの自白をさせようと考えれば、聴く人は彼等の{{生い立ち}}に耳を当てる方が早いと考えています。

それでも、現実の社会では、「犯罪者」の生い立ちの{{過去}}から聞く時間が無い??のかも知れません。

 

 当方、留置場などにても随分と健康検査、体と心の健康にも関わって来ました。

たまに、当方で随分と体の調子を壊して(心の調子も壊れているのですが・・・・)、点滴をしている間にでも、時折、彼等の過去の育ち方などにも、静に耳を傾けている場合もあります。

彼等は、幼い時の不幸や、母や父にたいするマイナスの感情を<少しずつ、話して>くれます。

耳を傾けていると、沢山の生い立ちの{出来事}を話してくれます。

こんな風に、自分の話を聞いてもらえるのであれば、<<俺は、直ぐに、何でも話す>>なんて言っています。

 

 この{{閲覧文}}で一度だけ、伝えたかも知れませんが、人間が今生きて行動している事は、全てが、自分の過去に対する思いに、無意識的にでも<<反抗しながら生きている>>のです。極限まで話すと、無意識的に復讐しているはずです。

しっかりと心の勉強をしないと理解が難しいかも知れません。

「犯罪者」の面白い現象は、自分が悪人だと思わない事です。

悪いのは社会、相手が悪い、などと思って生きています。

日頃は、過去の意識は、彼等の心の{{底に潜んで}}いますので、両親や自分を育てた人達に対する気づきはありません。

 

 例外もありますが、いずれにしても、親を憎んで育った人達は〈誰も、皆が親に対して不満を持って育つものですが・・・・、程度の問題です〉、今の自分の状態が余程に運良く恵まれた状況にないと「無念さ」、「悔しさ」、「悲しさ」、「不満」、「孤独感」、「劣等感」などなど抱えて生きています。

親と子、この「因縁」と「宿命」と「運命」と・・・最後は・・「天命」になりますが、ここまでは大変で理解が難しいでしょう。

「犯罪者」に理解して欲しいのではなくて、皆さんにこの事実を知って欲しいと思っています。

とにかく、自分の「「心」」を熟知する「心理療法」を体験です。